関西にある天然氷を使った行列のできるかき氷の名店をご紹介!こだわりのかき氷が目白押し
関西には、有名な天然氷の蔵元があまりないので、天然氷のかき氷店は関東ほどはありません。しかし、わざわざ日光の蔵元などから天然氷を取り寄せて、こだわりのあるかき氷を提供している店があります。店によっては、かき氷の値段も関東より高めだったりしますが、それでも食べたいというかき氷ファンが連日押しかけています。関西のアツいかき氷店をご紹介しましょう。
天然氷のかき氷「マールブランシュ 京都北山本店」
京都府京都市にある天然氷のかき氷店です。おすすめの「雪の菓 モンブランかき氷」は、日光から届く天然氷と、パティシェの華麗な技を融合させた逸品です。モンブランと天然氷の相性がバッチリで、かき氷の中には栗の渋皮煮が入っていて、食べ進めていくと味の変化が楽しめます。別添えで2種類のソースがあるので、好みでかける量を調整すれば、自分流のオリジナルのかき氷になります。
天然氷のかき氷「鹿の子」
京都府京都市にある天然氷のかき氷店です。ミルクシロップに、ふんわり軽い生クリームが美味しい「鹿の子ミルク」は、手作りのシロップが味のアクセントになっています。自家製練乳のシロップに、パンナコッタが使われていて、ほんのり甘い味に仕上がっています。南アルプス・八ヶ岳山麓から取り寄せる天然氷も、ほんのり甘いので、自家製シロップとのコンビネーションはバッチリです。
天然氷のかき氷「森森舎」
大阪府大阪市にある天然氷のかき氷店です。かき氷の味だけでなく、イチゴを逆さにしたような、ユニークな器も話題となっています。カフェには陶芸教室が併設されており、店主は元美術講師なので、遊び心のあるユニークなかき氷を提供しています。スイカの皮や、イチゴのヘタなどと見間違えそうな器に盛られたかき氷は、季節限定ながら4月から10月まで食べられます。
天然氷のかき氷「むろの小町」
大阪府大阪市にある天然氷のかき氷店です。こだわりのシロップには、旬の生フルーツがふんだんに使われています。京都の高級宇治抹茶、沖縄産の黒蜜、長野県の契約農家から仕入れる夏イチゴや、九州の完熟マンゴー、茨木県産の熟成紅はるかや安納芋など、全国各地から選りすぐりの材料を仕入れています。ふわふわのかき氷はほんのり甘くて、苦みのある抹茶や甘酸っぱいイチゴのソースとマッチして、絶妙な美味しさです。
天然氷のかき氷「CAFE BIG GATE」
滋賀県彦根市にある、牛肉専門店が経営するかき氷店です。「フレッシュ生メロン」は、ふわふわしたかき氷に、メロンの果肉がゴロゴロ乗っていてインパクト抜群です。かき氷の美味しさもさることながら、ジューシーなメロンも絶品です。かなりボリュームもあり、ふわふわしたかき氷なのに、お腹も満たされます。自家製ソースも美味しくて、かき氷やメロンの邪魔をしない控えめな甘さです。
天然氷のかき氷「叶 匠壽庵 寿長生の郷」
滋賀県大津市にある天然氷のかき氷店です。「氷室守 みぞれ小豆」は、控えめな小豆の甘さがかき氷にマッチしており、「氷室守 抹茶小豆」は抹茶の苦みと小豆の甘さが絶妙なバランスです。「氷室守 あら川の桃」や「氷室守 完熟あまおう」は、旬のフルーツの果肉をふんだんに使っています。変わり種としては、石餅をたっぷり乗せた「石餅かき氷」や、色が変わる不思議なかき氷「若紫」などもあります。
天然氷のかき氷「麺処 NAKAJIMA」
大阪府大阪市の、ホテルニューオータニ内にあるかき氷店です。「和三盆」は、天然氷の中に白玉・羊羹ゼリー・黒蜜あんこを入れたものです。和三盆と黒蜜、藻塩の絶妙なバランスが楽しめます。「マンゴー」は、果肉入りのマンゴーゼリーと黒蜜ゼリーを中に入れ、仕上げにマンゴー葛ソースをかけたかき氷です。爽やかなマンゴーの甘さが、口いっぱいに広がります。「いちご」は博多あまおうの果肉を使い、あまおうで作ったソースがかけられた、イチゴ本来の味が堪能できる一品です。
天然氷のかき氷「季処 一心」
大阪府大阪市にあるホテルニューオータニ内で営業しているかき氷店です。南アルプス八ヶ岳の天然氷を使っているので、いくら食べても頭が痛くならないのが特徴です。「いちご」は、博多あまおうを贅沢に使ってソースもあまおうの果肉で仕上げてあります。「和三盆」は、白玉・羊羹ゼリー・黒蜜あんこが入ったかき氷に、和三盆ソースをかけたものです。かき氷の中に果肉の入ったマンゴーゼリーを使った「マンゴー」や、黒蜜のゼリーを入れた一品で、口の中にほどよい甘さが広がります。
天然氷のかき氷「ひめじ官兵衛堂」
兵庫県姫路市にある天然氷のかき氷店です。「苺のマスカル(潰したて苺&マスカルエスプーマ氷)」は、濃厚な完熟イチゴのシロップが美味しいかき氷です。かき氷の上に乗っている、甘酸っぱいホワイトエスプーマが味のアクセントになっています。「抹茶いちごミルフィーユ氷(カスタードIN)」は、淡路産ミルクのシロップがたっぷり溶け込んだ氷に、京都の無農薬有機抹茶をまぶしたものです。イチゴの甘酸っぱさと、抹茶のほろ苦さのハーモニーが絶妙です。
南アルプスの天然氷を使った「ふわりひめ」
兵庫県神戸市にある天然氷のかき氷店です。シロップはすべて自家製で、基本練乳、ヨーグルト練乳、カルピス練乳、マスカルポーネ練乳の4つから選べます。使用するフルーツは旬のもので、メロンや桃、ぶどう、いちじく、柿などが味わえます。定番の抹茶やミルク、あずき、珈琲、紅茶味などもあるので、飽きずに楽しめます。イチオシの「ティラミス」は、ココアパウダーと中のマスカルポーネが氷との相性抜群で、また食べたくなる一品です。
– まとめ
関西には天然氷のかき氷は少ないのですが、その分こだわりのあるかき氷を提供する店が多いように感じます。天然氷のかき氷店が多い関東とは、ひと味違ったかき氷が楽しめます。