蔵元 日光氷商店

新着情報

製氷機で作った氷と氷屋さんの天然氷の違いとは?

                                         
かき氷、アルコール、ソフトドリンク……日常のあらゆる場面で必要不可欠となる氷。一般家庭で氷を手に入れる手段としては大きく、「製氷機でまとまって作る」、「氷屋の天然氷を購入する」というふたつのパターンがあります。このふたつの違いを深く理解することで、氷ごとの風味の違い、品質の差が理解できるようになります。

製氷機で作った氷は、基本的に水道水をベースにしています。水道水の場合、平均の硬度は60前後であり、消毒用塩素が一定の割合で含まれています。また、製氷機の氷は庫内の水をマイナス18度前後で急速に冷凍することで短時間の大量生産を可能にしています。

一方、氷屋さんの天然氷は自然に流れる湧水を使っているため水道水のようにカルキが含まれておらず、硬度も30前後と低く、不純物が入りにくいのでよりスッキリとした見た目、味わいに仕上がると言われています。

このように、製氷機の氷と天然氷の違いとは作り方の差であり、コストの違いが価格にも反映されています。