蔵元 日光氷商店

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水道水の硬度と天然氷に使用する水の硬度はどう違う?

                                         
水道水と天然水では味が違うことは何となく想像できるかと思いますが、「具体的にどう違うのか」ということまでしっかりと説明できる人は意外と少ないのではないでしょうか。

水道水と天然水のわかりやすい違いはまず、硬度です。日本はもともと軟水がメインと言われており、その意味では水道水も天然水も同じなのですが、硬度の数値をより詳しく見てみると、一般的な水道水は60前後、天然水は30前後と言われています。つまり、天然水のほうがより軟水に近いということで、味わいのほうもよりまろやかになります。

天然氷に使用する水ももちろん軟水であり、水道水よりも硬度が低いため口当たりもなめらかで、クセのない仕上がりになります。

また、硬水よりも軟水のほうが胃腸への刺激が少ないため、もともと胃腸が弱い人や消化器系が未発達の乳幼児にもやさしいとされており、みそ汁など伝統的な料理に使っても味をよりやわらかくしてくれる効果があります。余裕があればぜひ、天然水と水道水をじっくり飲み比べてみましょう。