天然氷はとけにくいから飲食店でアレンジしやすいと話題です!
オシャレなカクテル、日本酒、かき氷にはつきものの天然氷。氷の品質にこだわっている飲食店はほぼ例外なく天然氷を使っているといっても大げさではありません。
天然氷というと、くちどけのなめらかさややわらかな風味などがクローズアップされがちですが、天然氷の真骨頂はむしろ、「とけにくさ」にあります。 氷は氷点下(0度)以上で水になる……というのは小学校でも習う科学の常識ですが、氷の品質や状態によっては何と、氷点下よりも低い温度で液体になってしまうことも少なくないのです。 細かい説明は省きますが、大まかにいうと、氷の中の不純物の比率が高いほど融点(水になる温度)が低くなり、0度以下の温度でも溶けだしてしまいます。お酒に入れた氷でこの現象が起きると早い段階で水になってしまうわけですから、当然、お酒の味も氷によって薄まってしまいます。 その点、上質な水から作られた本物の天然氷であれば不純物が一切ないためとけにくく、見た目もキレイにキープできるためいろいろなお酒や料理でアレンジしやすいと話題になっています。 |