蔵元 日光氷商店

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氷屋の天然氷は何が希少なの?作り方もご紹介します。

                                         
天然氷とは、名水と呼ばれるような美しい湧水・雪解け水を、自然の寒さだけで凍らせた氷のこと。各蔵元に所属する職人が、冬場に2週間~20日ほどかけて氷の世話をし、充分な厚さになったところで切り出しを行って、それを「氷室」と呼ばれる保管室に運び入れます。そうして氷の需要が高まる夏を待ちつつ、注文があれば随時出荷を行うのです。

天然氷は特定の環境下でなければ作ることができず、1シーズンで作れる数にも限りがあります。そのため、天然氷は非常に希少価値の高い商品だと言われているのです。

天然氷を作るのに必要なものは綺麗な水と寒さです。綺麗な天然の水が大量にある土地、冬には気温が連日氷点下になる土地でないと、天然氷を作ることはできません。近年は温暖化の影響もあり、上記の条件を満たす地域は著しく減少しつつあります。その証拠に、現在氷を作っている蔵元は全国に5軒ほどしかないのです。

天然氷で作るかき氷やドリンクメニューはまさに絶品。興味のある方はぜひ、「蔵元 魚沼氷商店」などの氷屋を検索してみてください。