ウイスキーの水割りで、初めにこだわりたいのが「水」の硬度です。水1リットル中に含まれるカルシウムやマグネシウムの量を硬度といい、日本では一般的に硬度100mg未満を「軟水」、それ以上を「硬水」としています。軟水はまろやかな口当たりで、硬水は重い風味が強いのが特徴です。水割りに使うのなら、ウイスキーになじみやすくて旨味を損ねない、そんな軟水がおすすめです。

また、ウイスキーの水割りで水にこだわるのであれば、氷にもこだわってみていただきたいです。天然氷は自然の中でつくられたもので、非常に純度が高く飲み物に入れても溶けにくい特別な氷となっています。しかし、その希少価値からなかなか市場によく出回っていません。そんなおいしい天然氷でウイスキーの水割りを試してみてはいかがでしょうか。