日本の水は海外の水と比べてミネラルが少なく、軟水になりやすい性質を持っています。ミネラルは人体にとって必要不可欠な栄養成分ではありますが、反面、水の風味を硬くする作用もあります。欧米やヨーロッパの水が日本のものと比べてやや引き締まった味わいに感じられるのはこのためで、ヨーロッパにはミネラルが1リットルあたり300ミリ以上の超硬水が主流になっていると言われています。

日本の場合、地形的に軟水に恵まれており、なおかつ水そのものの純度も非常に高いため、上質な天然氷の生産には適しています。まろやかな口当たりの天然氷を使ったフローズンデザートはふわふわ感が人気ですし、アルコールやドリンクの風味も引き立つのでおすすめです。

今回は、天然氷の人気の秘密について解説しました。