天然氷のクオリティは、原料となる水の質に大きく左右されます。日光の大自然の流れる湧水を利用していることが天然氷の絶対条件であり、また、「天然氷はなぜ美味しいのか？」という疑問へのシンプルな答えになっています。

日本の湧水のほとんどは硬度が水道水よりも低い軟水となっており、まろやかでひんやりとした口当たりが特徴です。一般的な水道水も硬度60で軟水として分類されていますが、天然水の場合は基本的に硬度が30前後となっており、軟水の中でも特にやわらかい味わいになっています。

このように、天然氷は山の恵みを上手に使って作られており、大量生産には適さないため、市場での価格はその分だけ高くなっています。