ロックにしてもハイボールにしても、ウィスキーをさらにおいしく飲むためには天然氷がポイントになります。特に、一流の氷屋が手間暇かけて作った本物の天然氷はウィスキーとも相性が抜群で、舌触りがまるで違うとマニアの間でも伝説になったりします。

不純物の一切ない、密度の濃い天然の氷はそれだけでも飲み水として充分な価値があり、ウィスキー本来の味わいを決して損なうことがありません。豊かな自然に恵まれた日本はもともと天然氷の精製に向いており、栃木県など山脈に囲まれた丘陵地帯などでは冬のシーズンを中心に新鮮な湧水が抽出され、上質な氷が作られています。

天然氷は最高の状態で保管することで本来の味と品質を長くキープすることができますので、ウィスキーをさらに美味しく味わいたい、というお客さんのためにもぜひ、天然氷入りウィスキーを研究してみましょう。