「氷の味の違いがよくわからない」という人はまず、天然氷と家庭用の氷を食べ比べてみましょう。氷そのものを口に入れるだけでも口当たりや風味の違いがはっきりと感じられるはずです。

家庭用の氷は水道水をベースに作られているため、どうしても消毒用のカルキの味が入ってしまいます。カルキは水中の雑菌繁殖を防ぎ、清潔な状態を長く保つはたらきがありますが、クセのない氷作りには向いていません。カルキなしの水ならミネラルウォーターがありますが、カルキが入っていないため雑菌が繁殖しやすく、消費期限が短くなってしまうデメリットもあります。

カルキなど、不純物がほぼ入っていない天然氷から作られたかき氷には大量生産の氷には出せないなめらかな味わいがあり、お客さんにもより贅沢な美味しさを実感してもらえるでしょう。