天然氷が美味しいと言われている秘密は、実は「硬度」にあります。
水の硬度は含まれているミネラル（カルシウム・マグネシウム）の比率によって決まり、ミネラルが多いほど硬水、少ないほど軟水に近づきます。
そして、水中のミネラルが少ないほど不純物も少ないため、「軟水から作られる天然氷は美味しいし品質が良い」と言われているのです。

もちろん、天然氷の美味しさの理由は硬度だけではなく、作られる環境や保管状態など、さまざまな要素が関係してくるため、日本の天然氷は特に繊細な職人技を必要としているのです。

最近では個人販売のニーズも増加し、また用途も様々で多様化しています。
ぜひ、個人の方も水の氷と高度の関係を熟知している氷専門店の氷を試してみてはいかがですか？