蔵元 日光氷商店

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天然氷と家庭用の氷でかき氷の味が違うのはどうしてか?

                                         
夏の定番スイーツにもなっているかき氷。ひと昔前まではかき氷というと庶民的なデザートであり、お店というよりも一般家庭で楽しむもの、というイメージが強かったようです。

ただ、最近では企業や店舗の地道なイメージ戦略もあり、「かき氷=お店でお金を出して味わうもの」というイメージが定着しつつあります。

庶民的だったかき氷のイメージをがらりと変えたのは、天然氷です。ここ数年、希少な天然氷を使ったかき氷が専門のお店で提供されるようになり、家庭用の氷ではなかなか出せないワンランク上の風味が出せるということで人気になっています。

天然氷と家庭用の氷でかき氷の味そのものが違うのはどうしてかというと、かけられている手間暇が違うからです。家庭用の氷は氷点下よりもずっと低い温度で急速冷凍することで作られますが、天然氷は専用の溜め池でひと冬をかけてじっくりと作られており、準備段階から何人もの職人の手が関わっています。

家庭用の氷ももちろん美味しいですが、よりオシャレなかき氷を楽しみたい、というお客さん向けの贅沢なスイーツとして、天然氷は重宝されているのです。