冷や酒と冷酒の違いとは?天然氷で飲みたいのはどっち?
スーパー・コンビニの日本酒コーナーや居酒屋に行くと、「冷や酒」と「冷酒」というよく似た表示を見かけることがあります。同じような漢字を使っているので、「冷や酒も冷酒も同じものでしょ?」と思っている方もわりと多いかもしれません。
冷や酒も冷酒も日本酒のバリエーションのひとつですが、大きな違いは温度にあります。 冷や酒は常温で楽しむ日本酒のことで、温度はおおよそ25度前後。自然な舌ざわりと日本酒本来の風味がダイレクトに楽しめる飲み方と言われています。 一方、冷酒は冷蔵庫で冷やした日本酒のことで、雪冷え(5度)、花冷え(10度)、涼冷え(15度)に分類されます。日本酒の場合、温度が低いほうがよりスッキリとした風味に感じられ、口当たりもよりなめらかになるため、日本酒にまだ慣れていない方にも入門編としておすすめです。 冷酒に天然氷を合わせることでよりひんやりとした、クセのない仕上がりになるため、「日本酒ならどっちでもいいけど、できればスッキリとした後味で飲みたい!」というお客さんにはまさに、天然氷入りの冷酒がピッタリなのです。 |