蔵元 日光氷商店

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値段が高い天然氷だけど美味しさを感じました。

                                         
氷屋の天然氷を使った、代表的な食べ物といえば、やっぱりかき氷ではないでしょうか。現在の天然氷ブームは、かき氷のヒットから始まったと言っていいでしょう。天然氷のかき氷は、1990年代に埼玉県秩父郡の「阿左美冷蔵」や、栃木県日光市の「松月氷室」などの天然氷の蔵元が、かき氷を販売したのが始まりです。天然氷を使っているので、値段は高いのですが、これまでのシャリシャリした食感のかき氷とは違って、フワフワした食感が評判となり、一気に人気が高まりました。

かき氷をきっかけとして、ブームに火がついた天然氷は、いろんな場面で使われるようになり、天然氷を扱う専門店も増えました。今では、カクテルを扱う専門店や、ウィスキー、日本酒のオンザロックを出す店など、天然氷を使ったドリンクを販売する店が増えています。天然氷は、普通の氷と味わいがまるで違うので、あらゆる素材の持ち味を引き立たせます。つまり、ウィスキーでも日本酒でも、天然氷を使うと格段に美味しくなるのです。だから、天然氷の味を知ったら、もう普通の氷では満足できないという人も、少なくないようです。